ディレクター乳井真介が語る『メディカルヨガ』の魅力

 

 

 

私がヨガと出会って20年、ヨガ指導を始めて18年の時が経とうとしています。この間、のべ3万人を超える生徒にヨガを指導してきました。私はこれまでのヨガの指導において、インドの伝統になるべく忠実なスタイルを貫くことを重視してきました。しかし、20年近くに渡って指導を続けることで気づいたことは、インドの伝統的なヨガスタイルはいささか負荷が高く、そのままでは行えない方が非常に多いという事実でした。

元々インドのヨガは精神を統一するための修業として生まれた経緯があります。極限まで肉体を鍛え上げ、その強健な身体をベースにして呼吸を整え、深い瞑想状態に入ることが、本来のヨガの目的です。恵まれた肉体を手にしたごく一部の人たちには、このヨガの修業体系は非常にフィットするかもしれません。

しかし、心身に何かしらの障害を持っている方や、体力の衰えた高齢者にとっては、伝統的なヨガの修業体系をそのまま実践するには無理があります。本当の意味でヨガを必要としているのは、肉体に恵まれた健康な若者ではなく、健康を自分のものにできずにもがいている多くの人たちであることはまぎれもない事実です。

自分自身が学んだヨガの伝統を崩すことなく、本当にヨガを必要としている障碍者や高齢者も安心して実践できるヨガのスタイルはないものか・・・?そんな模索をしている中で出会ったのが『メディカルヨガ』のアプローチでした。メディカルヨガを世に広めることで、さまざまな理由でヨガ教室に通い、ヨガの実践をすることを諦めていた多くの方々にもヨガの喜びを届けることができるのではないか?そんな可能性を探り始めた時に、私自身が趣味の格闘技の練習中に左ひざの前十字靭帯を断裂する怪我をしました。

自分自身が障碍者の身になり、車いすや松葉づえの生活をすることで、それまで当たり前のように行っていたヨガの練習が、障害を持っている方にとってどれほど大変なことか、身をもって体験することができました。同時に、20年近くに渡るヨガ実践の経験から、たとえ車いすの状態になっても実践できる効果的なヨガの練習法がいくつもあることも発見できました。

入院中に目にした、さまざまな病気や障害を持った方々の不自由そうな姿を目にしたことで、メディカルヨガの技法を日本中に広げて、一人でも多くの方に身体的な自由と解放を手に入れてもらいたい。心からそう思いました。

メディカルヨガはその名の通り、医師や医療従事者が監修をすることで作り上げられた『弱者のためのヨガ』です。通常のヨガのポーズでは負荷が強すぎて行えない方も、メディカルヨガの軽減法を使うことで、健常者と同等の効果と、精神的な解放感を得ることができます。肉体的な弱者も、メディカルヨガなら自立した人間として歩き出すための準備を整えることができるのです。

メディカルヨガのアプローチはこれからの超高齢者社会において、まさ日本の健康を救う救世主になりうると私は考えています。高齢者施設や介護施設、病院や保育施設など、さまざまな施設において、だれもが、インド5千年の叡智であるヨガを心から楽しみ、自分自身の手で健康を管理できるようになったら、どれだけ素晴らしいことでしょうか?

そのために必要なのは『正しい知識』と『アプローチ』です。メディカルヨガインストラクター養成コースで、みなさんもぜひ真の健康を手に入れるための『正しい知識』と『アプローチ』を学んでください。そして一緒に日本の健康の未来を変えていきましょう!

 

 乳井 真介 (にゅうい しんすけ)

2004年に都内大手ヨガスタジオの立ち上げに参加。全国12店舗のインストラクターを統括するディレクターとして、新規スタジオの設立や新人インストラクターの育成に携わる。2006年より代々木にある大手ヨガスクールの設立に共同経営者として参加。2年間で200名以上のヨガインストラクターの育成に携わる。2008年、自身の追求する理想のヨガスクールを形にするため独立。東京目黒の学芸大学にリラヨガ・インスティテュートを設立する。それまでに学んださまざまな優れたヨガのエッセンスを再構築し体系化した「リラヨガ」を普及させるために活動を開始。8年間で会員数が2,000名を超える日本有数のヨガスクールへと成長させる。これまでに指導した生徒の数はのべ3万人、養成に携わったインストラクターの数は1,200名を超える。

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